10月30日(金) ■前の画面にもどる
今日は絶好の秋晴れに恵まれました。6年生は午前中,インフルエンザの発症で延期した地層見学(三国町にある東尋坊・福良浜・安島)に出かけました。バスで学校を8時45分に出発しました。今年は,特別講師の吉澤康暢先生(福井市立郷土歴史博物館館長)をお招きして充実した学習会になりました。東尋坊の歴史として,三国のエッセル堤の建造のために東尋坊の岩石が切り出されたことなども教えて下さいました。また,今から約1,200〜1,300万年前に起きた火山活動で,マグマが堆積岩層を地下からつらぬき,冷え固まってできた火山岩が,日本海の波による海食(かいしょく)を受け地上に現れたことも詳しく教えて下さいました。子どもたちは,岩石の観察を通して,その特徴を学習することができました。次に,東尋坊の高台から雄島から東尋坊までの海岸を観察しました。ところどころに見られる,海食洞(かいしょくどう)ができた理由などを考えることができました。その後,福良浜へ地層見学に向かいました。福良浜は東尋坊と雄島の中間にあり,凝灰岩(ぎょうかいがん)層や礫岩(れきがん)層がはっきり確認でき,地層の成り立ちがよく分かりました。説明を聞いた後,実際に凝灰岩層などを触ったりルーペで観察したりしました。また地層の重なりの様子をワークシートにスケッチしました。吉澤先生,今日はお忙しいところありがとうございました。地層見学で学んだことを学習にいかしていきます。我が町三国町についていろいろなことが学べた一日となりました。 |